パチンコ、今年の狙い所はあの2台と“喫煙可能店”!?【ギャンブルライター浜田正則コラム】

日刊大衆

(イラスト/玉三郎)
(イラスト/玉三郎)

 年明け一発目の新台入れ替えは、どこのホールもおおむねパチンコ『CRルパン三世10~LAST GOLD~』と、パチスロ『パチスロ蒼天の拳 朋友』が目玉に掲げられています。

 さらっと台の紹介をしますと、『CRルパン三世10~LAST GOLD~』は現行MAXとされる大当たり確率=1/319.6(高確率時=1/49.8)。大当たり出玉=MAX2400個、電サポ回数=20・40・50・60・100回・次回。「ショボ連地獄は萎える」「爆発したときの出玉は半端ない」との声が続々。

 シリーズ第3弾の6号機『蒼天の拳 朋友』は、純増6.0枚のATタイプ。伝説のバトルボーナス完全継承で、5段階のループ率あり(66~89%)。良くも悪くも6号機の特徴が前面に出ています。具体的には、通常時は退屈で、設定6だけが別格で何をしても当たるぐらい初当たりが軽いのに対し、他の設定では初当たりが重く、出玉はショボイ。ただ、どの設定でもATに入った途端、瞬発力があることが特徴です。

 どちらも今後のパチンコ・パチスロシーンを占う意味でチェックしておきたい一台ですね。

■駅前の中小ホールは今年で廃業!? 2020年4月から多くの施設が禁煙化!

 それと今後のパチンコ・パチスロシーンに確実に影響を与えるのがタバコ問題。改正健康増進法により、2020年4月から多くの施設が禁煙化され、パチンコ店もその例に漏れず禁煙化されるのですが、いまだ半分以上の遊技客が喫煙者であるパチンコ店は、消費増税とのダブルパンチに見舞われることになり、多くのホールが撤退や倒産すると予想されます。

 この法令で最も影響を受けるとされるのが、大都市の駅前ホールで、中小規模ホールであれば致命的ダメージでしょう。貸しビルのテナントであるこうした場所のホールは、喫煙所を設けようにもビル所有者の許可が必要。簡単には工事ができないため、営業許可そのものが下りなくなってしまうおそれさえあります。駅前のホールの中には計画閉店を企てているところも確実に存在するでしょう。こうしたお店は、今の時期からジリジリと回収に回るかもしれません。要警戒です。

 打って変わってチャンスなのは、会社所有の物件かつ、ロードサイドに位置する大型店舗。喫煙所の工事もスムーズで、費用も新台を少し減らすだけで捻出可能。駅前パチンカーを一挙に取り込むべく、「出し」が期待できるといえます。

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