量子コンピューターの時代がそこまで!未来を輝かせる量子コンピューターの10の利用方法 (2/9ページ)

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 だが2015年、米ロズウェル・パークがん研究所の研究者によって、世界初の商用コンピューターを謳う「D-Wave」で、これまでよりも速度を3~4倍向上させる方法が考案された。


・9. 交通渋滞の改善

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References:dwavesys

 毎日の通勤や通学で渋滞に巻き込まれてうんざりしている人も多いだろう。この問題にはあのグーグルも取り組んでおり、交通をモニターして、空いているルートを示す技術が開発されてきた。

 だが、フォルクスワーゲンによって次世代の技術が登場した。それは2017年に行われた、交通をモニターするというよりは、交通の流れ自体を最適化するという試みだ。

 そのために量子アニーリングコンピューターでQUBO(Quadratic Unconstraint Binary Optimization/二次制約なし二値最適化)を行い、設定された車の台数と可能なルートから最適なルートを見つけ出すという実験が行われた。

 実験は、北京を走るタクシー1万台を対象としており、従来型コンピューターによる結果よりもスムーズな走行ルートを提示することができたと主張している。

 しかしフォルクスワーゲンがD-Waveを採用していたために、この実験結果を疑う声もある。というのも、多くの専門家がD-Waveでそのような高速化が可能とは考えていないからだ。
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