量子コンピューターの時代がそこまで!未来を輝かせる量子コンピューターの10の利用方法 (1/9ページ)
量子コンピューターは今やコンピューター科学の一大トレンドである。
意外にも結構前から存在しており、その第一号が開発されたのは1997年のこと。クロロホルム分子の核磁気共鳴に使われた。あと10年で、史上初の完全な量子コンピューターが完成すると言われている。
最近もIBMが商用量子コンピューターを発表というニュースが伝えられたが、今後は”量子”というキーワードに注目してもらいたい。
現在の時点では、その利用例は数えるほどだが、その効果は想像を絶している。
・10. がん治療の改善

References:First application of quantum annealing to IMRT beamlet intensity optimization
世界でも主要な死因として毎年大勢の人ががんで亡くなっているが、初期のものであれば治る可能性は結構高い。
がん治療にはいくつもの方法があり、ぱっと思い浮かぶのは外科手術による切除だろうが、放射線治療もまた一般的な方法だ。
放射線治療で大切なことは、放射線ビームを最適化して、がん周辺にある健康な細胞や組織への損傷を可能な限り抑えることだ。
これを行うために、従来型のコンピューターを利用したいくつもの方法があった。