銀河のような目を持つカエルのロミオ。種最後の生き残りと考えられていたが10年後、ついにジュリエットと巡り合える (1/5ページ)
image credit: MATIAS CAREAGA/MUSEO DE HISTORIA NATURAL LCIDED’ORBIGNY
ボリビアで発見された銀河のような目を持つこのカエルはオスで、ロミオと名付けられた。彼はその種の最後の生き残りと考えられてきた。
だが、ついにジュリエットに巡り会えたようだ。
10年を孤独に過ごした彼だったが、見事にこれを耐え切った。
彼の物語は、どんなぼっちにも勇気を与えるだろう。たった1匹だけで飼育され、虚しく恋の歌を歌ってきたロミオが見せた忍耐には感嘆を禁じ得ない。
その忍耐がついに報われたのだ。
・1匹しかいないと思われたカエルに仲間がいた
人里離れたボリビアの雲霧林の奥深くでようやくロミオの仲間が見つかった。
ロミオは、セウエンカス・ウォーター・フロッグ(Sehuencas water frog/学名 Telmatobius yuracare)と呼ばれる種だが、同種であるメス2匹とオス3匹が発見・捕獲されたのだ。
ボリビア自然史博物館では、現在、いつの日か自然界に還すために、この絶滅が危惧されるカエルの繁殖を計画している。
野生でその個体数を維持するには十分ではないかもしれないが、だからと言って保全を試みない手はないだろう。
・ロミオの水槽の中に入れられたジュリエット
ロミオが暮らす水槽の中に入れられるのは、捕獲された中でも一番元気がいいメスのカエルで、もちろん名前はジュリエットだ。