貴乃花の魂を! 貴景勝「大関を目指す気持ちは!?」 (3/6ページ)

日刊大衆

ですが、「そんなにうまくはいかないだろう」というのが本心でした。それでも1敗のまま日々が過ぎていって、結果13勝、優勝。うれしい気持ちはあるんですが、まるで実感が湧かなかったですね(笑)。

――その後の優勝インタビューでは、堂々とした受け応えぶり。特に「父親と一緒にやってきたことが、少し結果になってよかった」というコメントは、父子での相撲に懸ける思いが伝わってきて、感動しました。

■大好きな相撲の世界で楽しく生きるために

貴 ありがとうございます! 父とは小さい頃からずっと一緒に相撲に取り組んできました。小学校3年までは地元(兵庫県芦屋市)近くで極真空手をやっていたんですが、いろいろ考えることがあって(笑)、それから相撲に転向したんです。でも、自分は当時30キロくらいしかなくて、すごく小さかったんですよ。「こんなに体が小さい子が相撲で強くなれるわけがない」みたいなことを言われて、それから、父親から、ハンバーグや牛丼をたくさん食べるミッションを言い渡されて、体を大きくしていきました。正直、つらかったですね(笑)。でも、そのおかげで体重は2年間で40キロ近く増えて、相撲が面白くなってきたんです。それで、小4から小6までは貴乃花親方が指導する、東京にある「キッズ貴乃花」という少年相撲クラブにも通っていたんです。兵庫から東京までですからね。両親には本当に感謝です。

――お父様の特訓はかなり厳しかったようですが、続けてこられた理由とは?

貴 ただ「やれ!」と言われるだけじゃ反抗したかもしれませんが、小さい頃から、父は何のために今、キツい思いをさせているのか、説明してくれたんです。「プロで失敗してサラリーマンやるのか、この15年はキツくても、30年、大好きな相撲の世界で楽しく生きるのか。将来、プロになるため、今、耐えるんや!」と、よく言っていました。だから子どもなりに納得して父についていけたんです。

――そうした努力が実り、小学4〜6年では「わんぱく相撲全国大会」で3年連続入賞(3位以内)。中学3年時には中学横綱に。

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