「春のセンバツ」出場校大予想(西日本&21世紀枠編)「快挙含み」で大阪桐蔭も!? (1/2ページ)

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「春のセンバツ」出場校大予想(西日本&21世紀枠編)「快挙含み」で大阪桐蔭も!?

 3月23日開幕の春の選抜高校野球の出場校32校が決まる選考会が1月25日に開催される。前回お伝えできなかった西日本の出場校を予想していこう。

 近畿地区の一般枠は例年6枠。まず近畿大会の優勝校・龍谷大平安(京都)と準優勝の明石商(兵庫)は安泰。他にベスト4に残った履正社(大阪)と智弁和歌山は、準決勝でともにコールド負けしたが、履正社は秋の府大会、智弁和歌山は秋の県大会を制し近畿大会に出場した“1位校”で問題ないだろう。

 残り2校は近畿大会準々決勝で敗れた4校となるが、頭一つ抜けているのが、龍谷大平安に4‐5の接戦でサヨナラ負けした市和歌山だ。最後の1枠を準優勝の明石商に0‐4で負けた報徳学園(兵庫)、ベスト4の履正社に0‐5の福知山成美(京都)、ベスト4の智弁和歌山に2‐5の大阪桐蔭が争う形だが、この中では序盤から終盤まで小刻みに失点を重ね0‐5で完敗した福知山成美が不利。同じ京都府勢の龍谷大平安が選出確実で地域性でも拾われにくそうだ。逆に同じ完封負けでも準優勝校の明石商相手に0‐0の接戦を続け7回裏と8回裏で計4失点の報徳学園は、同じ兵庫勢に負けたとはいえ、内容で有利にも思える。

 だが、“興行”的な見方をすれば、やはり大阪桐蔭にも目がありそう。何しろ大阪桐蔭がもしこの春の選抜に出場すれば、高校野球史上初の「春・夏・春の3季連続優勝」に挑めるからだ。話題性は十分で、地元でも人気の大阪桐蔭は集客力も期待できる。いずれにせよ近畿の最後の1枠は激戦になりそうだ。

 続いて中国地区と四国地区。ここは2地区合わせ5枠が慣例で、言い換えれば、両地区の3校目に選ばれたチーム同士が比較検討される。その意味で中国地区の優勝校・広陵(広島)と準優勝の米子東(鳥取)を除いた「3校目」は、準決勝で広陵に8回0‐7でコールド負けした創志学園(岡山)よりは米子東相手に延長13回タイブレークの末、5‐6で惜敗した市呉(広島)が有利。創志学園が選ばれかどうかは今秋のドラフトで注目の目玉エース・西純矢の評価次第だろう。

 一方の四国地区も優勝の高松商(香川)と準優勝の松山聖陵(愛媛)を除く「3校目」は準決勝で高松商に4‐10の高知商より、松山聖陵に3‐5と善戦した冨岡西(徳島)がやや有利。

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