蛭子能収「鈴木奈々ちゃんがすごくかわいい」ビートたけしも認める鬼才が大放談! (1/6ページ)
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失礼なことを言っても蛭子さんだから許される。ビートたけしも認める鬼才の、楽しく人生を過ごすコツとは…!?
「この間もロケに行って、駅のホームを歩いたんですよ。そしたら滑って転んで、右手の小指を骨折しちゃってさ……。家に帰って女房に慰めてもらおうと思ったら、“落ち着きがないからダメなのよ!”って怒られちゃうし、しばらく漫画の仕事を受けられないから収入も減っちゃうし……悲しくなるぐらいツイてない。だから今のオレは、誰よりも元気がないんです。新年からトホホですよ(笑)」
こう失敗談を語りながら頭をポリポリとかく蛭子能収さん。漫画雑誌『ガロ』などで発表された独特な画風の漫画家としての顔だけでなく、太川陽介との旅番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)など、バラエティタレントとしての顔も持つ。現在71歳。大物でありながら自虐も辞さない愛すべきキャラの蛭子さんに、本誌はインタビューを敢行。まずは『路線バス』で訪れた思い出の場所について聞いてみた。
「あ~思い出の場所ね……エッと、どこだったっけ(笑)。番組でいろんな土地に行きすぎて、行った先から忘れちゃってるんですよ。そうそう、山口県の秋吉台は本当にキレイだったなァ。『路線バス』の移動中は居眠りをしているか、窓の外を見ているんだけど、秋吉台は野原に石灰岩の岩肌がたくさん露出したカルスト台地で、そんなすごい場所をバスが走るんですよ。あと宮城県の松島も、たしか林の中をバスが通って行ったんだけど、すごくキレイでワクワクしました。