忙しいとアピールすればするほど、困難な状況に陥っていく。忙しさから回避する3つの方法(米研究) (1/4ページ)
久しぶりに友人と話すとき、「元気?最近どう?忙しい?」とお互いに訊きあう、ある種の挨拶がある。
たとえ本当は忙しくなくても、ヒマだと思われたくはない。世間から特に必要されていないと思われたくなない。そこで「大変なのよー」などと忙しいそぶりを見せてしまう人もいる。
だがこれは、実に人間らしい心理なのである。
ノースカロライナ大学の経営学大学院のブラッドリー・R・スターツ博士によると、こうした反応は、行動バイアス(意思決定に影響を与え、合理的な判断や行動を妨げてしまう心理)によるものだという。
忙しそうに見える人ほどたくさんの仕事をこなしているかと言えば、実はそうではないということだ。
・忙しいとアピールすればするほど状況は悪くなる
「私たちは、何もしていないより、なにかで忙しそうにしているように見られたがる。こうした考えは、根深くしみついていて、私たちはヒマだと思われることを怖れる。たとえ、それが最悪の戦略であってもだ」とスターツ博士。
これは科学的にも裏づけられている。2016年の研究では、忙しい忙しいとアピールすればするほど、ますます困難状態に陥っていく傾向があることがわかった。
ブルートゥース機能のついた無線のヘッドセットをつけたり、オンラインスーパーのサービスを
利用するのは、こうした忙しさの象徴といえる。
だが、スターツ博士は、こうした間違った認識と闘わなくてはならないと思っている。
・忙しそうにしている人がたくさん仕事をしているとは限らない
彼はハーバード大の別の研究を引用して説明する。