巨人優勝の意外なキーマンは!? プロ野球2019「新戦力チェック」 (3/3ページ)
個性を伸ばす矢野監督の育成法で、不振が続いている藤浪晋太郎投手も復活するのでは……と、期待が寄せられています」(スポーツ紙記者)
新指揮官といえば、中日も与田剛監督が新たに就任。しかし、その存在がかすむほど中日の話題を独占しているのが、ドラ1超大物ルーキー・根尾昂だ。
「各メディアは自主トレの段階から根尾に群がり、連日、大きく報道。当然、球団は昨年の松坂大輔並みの経済効果を期待しているとか」(前出の球界関係者)
根尾は合同自主トレで、すでにモノの違いを見せつけた。長距離走では他の新人選手を置き去りにし、打撃練習では鋭い当たりを連発。視察した首脳陣が改めて、その才能に舌を巻くほどだった。
「実は、ソフトバンクの王貞治会長が最も才能を買っていた新人が根尾です。ドラフトこそスカウト陣の推しで小園海斗を1位指名しましたが、王さんは“身体能力とセンスが素晴らしい”と大絶賛していました」(前出のベテラン記者)
しかし、残念ながら根尾はトレーニング中に肉離れを起こし、キャンプは2軍スタートとなった。
「ただ、ケガは順調に回復し、早期の1軍合流もありうる状況。与田監督は焦らず慎重に様子を見るようですが、まだ開幕スタメンも可能ですよ」(球界関係者)
さらに2月4日発売の『週刊大衆』では、日ハムのドラフト1位・吉田輝星や楽天の浅村栄斗など、パ・リーグ各球団の新戦力を分析する。