原巨人の新助っ人が実戦デビューできない真相は… (2/2ページ)

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また、スライダー系のボールが苦手で、特に外角に変化球を集められると適応できなくなるとの評価もあった。それでも、4番を務めることができたのは対戦投手の失投をひと振りで仕留める集中力かあったから。しかしスイングの際に右肩を下げて、大成した右バッターはいない。ネット裏のスコアラーたちが酷評するのも当然だろう。

 「キャンプ初日のフリー打撃でいきなりバットを折りました。芯を外したからですよ。『力が入りすぎた』と本人は笑っていましたが」(前出・スポーツ紙記者)

 関係者によれば、ビヤヌエバは日本流の守備練習時間の長さに少し戸惑っているという。その守備練習で体力を消耗し、フリー打撃でヘンに力んでしまったのでは?

 「外国人選手は柵越えを連発させ、自身の好不調を見極める傾向が強い。ビヤヌエバはホームランバッターだと自覚しているし、柵越えが出ないと心配なんでしょう」(関係者)

 18―19年オフ、原巨人は史上最多の補強費38億円強を投じた。守備練習の長い日本流の練習に一日も早く慣れ、実戦調整にコマを進められなければ、巨額の補強費をドブに捨てたことになってしまう。頼りは丸だけか…。(スポーツライター・飯山満)

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