部下をダメにする上司がやりがちなコミュニケーションの特徴 (1/3ページ)
なかなか部下が言うことを聞かない。アドバイスをしても反応がない。自分から動いてくれない――。部下とのコミュニケーションやマネジメントに苦労している上司は少なくないはず。
こうした状態が続けば、部下がまったく成長せず、チームが機能不全に陥ることになりかねません。しかし、その原因をつくってしまっているのは、上司であるあなた自身かもしれないのです。
上司として、チームを束ねる立場として、どのように部下をコーチングし、モチベーションを高めていけばいいのでしょうか。
グローバルトレーニングトレーナーの山口博さんによる『ビジネススキル急上昇 日めくりドリル』(扶桑社刊)の内容を参考にしながら、部下の成長をストップさせる上司のNGコミュニケーションと、その対処法を3つにまとめてみました。
部下のモチベーションを上げるのは上司やリーダーの役割。部下を巻き込み、どんどんアイデアを出して行動してもらえるような「巻き込み型リーダーシップ」を発揮できれば、チームのパフォーマンスは上がるはずですし、部下一人一人の成長の角度も劇的に上がります。
ところが、部下をダメにしてしまう上司はそれと逆のことをしてしまうのです。
その例の一つが、「ああしろ」「こうしたほうがよい」というトップダウンの指示や命令です。山口さんは、こうしたコミュニケーションは、上司側に「忙しくなった」「自信がでてきた」というような変化があるときに起こると指摘します。
忙しいと議論をしたり、丁寧にメールを書いたりする時間も取れなくなり、「こうしろ」「ああしろ」と短文で用件だけのメールを送って済ませてしまいがち。でも、こうしたコミュニケーションの不足が部下から反発や「あきらめ」を呼び起こすのです。
部下が活発に動くボトムアップ型のチームをつくるには、コミュニケーションの時間が必要です。コーチングの視点から見ても、メールで短文で済まさずにちゃんと話をすることは部下やチームにとって大いにメリットのあることなのです。