人間はそういう風にできているのか?奇妙な10の心理効果 (2/11ページ)

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・9. 気を散らされると審美眼が曇る

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image:pixabay References:Distraction May Make Us Less Able to Appreciate Beauty

 ルーヴル美術館のモナリザは、何もない殺風景な壁に飾られている。せっかくの名画なのだから、ファンファーレでも鳴らして演出すればいいとお考えかもしれないが、こうしているのには理由があるのだ。

 じつは気を散らすようなものがあると、審美眼が曇るのである。こうしたことは美術館や昔の哲学者ならとっくに知っていたが、心理学者は最近になってようやく理解し始めたところだ。

 ドイルの哲学者イマヌエル・カントはこのように述べている――美は物体の特徴ではなく、見る者の主観である、と。

 つまり、絵画などの作品にどれだけ美が見出されるかは、その瞬間それを見る人間がどれだけ意識的であるかに左右される。

 ところが気を散らせてしまうものがあると、心の働きが鈍る。その結果、人が感じる美しさは15パーセント低下するのである。
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