伸びない英語学習。時間とお金をかける前に知るべき「本当に効果的な学び方」とは (1/3ページ)
英語を上達させたいと思うときはどんなときだろうか?
海外旅行をするため。転職で有利になるから。ビジネスで使うから。英語が話せるようになって自慢したい。外国人の友人をつくりたい。海外で仕事がしたい。
しかし、いざ勉強を始めても、なかなか英語力が思うように上達しない。
それは一体なぜなのか。
英語コーチングプログラム「PROGRIT(プログリット)」を運営する株式会社GRITの代表取締役社長・岡田祥吾氏は、その原因について「英語学習の手段(How)が整備されすぎたが故に、かえって自分に合う学習法が何なのかがわからなくなっている」と指摘する。
岡田氏は大学卒業後、マッキンゼー&カンパニーに入社し、海外企業の日本市場戦略立案などに携わった。しかし、その中で自身の英語力の低さを痛感。週に一度、英会話教室に通うも上達せず、様々な勉強法を試しながら、英語力を上げるたった一つの「メソッド」に辿り着いた。
「メソッド」といっても、「とにかく単語だけを覚える」「英会話教室に通う」「上達はシャドーイングがカギ」というような個々の学習法にフォーカスするものではない。
岡田氏に言わせればそれはどれも「正しい」学習法。ただし、自分が抱えている課題を解決するという目的に合わなければ、「無駄になる」学習法でもある。
英語学習とひと口に言っても実際にはその領域は広く、様々な分野がある。当然人によって克服すべき課題は異なるはずだ。課題を見つけ、クリアしていく。それを繰り返し、PDCAを回していく。この学習のサイクルは極めて普遍的な考え方だが、ブームの学習法や世の中にあふれる学習法に飛びついてしまうのが人の性とも言えるところなのだろう。
岡田氏はマッキンゼー時代のコンサルティングの手法を英語学習に応用した。それが「PROGRIT(プログリット)」であり、そのエッセンスを『英語学習2.0』(KADOKAWA刊)という一冊の本にまとめた。