NASAの宇宙生物学者が深海にある生命の起源を再現(米研究) (2/4ページ)

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image credit:NASA/JPL-Caltech

・地球以外にも存在する可能性がある熱水噴出孔

 NASAの研究者がこの現象に注目するのは、木星のエウロパや土星のエンケラドゥスといった太陽系内の凍てついた衛星の中には、氷の下にたたえられている海に熱水噴出孔を隠し持っているものがあるかもしれないからだ。

 生命誕生の条件を探っているNASAジェット推進研究所の宇宙生物学者ローリー・バージ(Laurie Barge)らは、化石記録を参考に、ビーカーの中にミニチュアの海底を作り、原始の海の状態を再現してみた。

 彼らが期待していたのは、これが苗床となり、タンパク質の構成要素であるアミノ酸が成長してくれることだ。

 「実際の細胞が登場するために、どのくらいの有機物やミネラルが必要になるのか理解することは、生命が誕生する環境を把握するうえでとても重要です」とバージ氏は説明する。

 噴出口の中の大気、海、ミネラルといったものが、このことにどう影響するのか分かれば、ほかの惑星でこうした環境が生じうるのかどうかを知るヒントになるのだという。
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