焼肉でがん!? 居酒屋のツマミ「食べていい」「食べてはいけない」メニュー選び (2/5ページ)

日刊大衆

ところが、無添加ワインを除き、人体に有害な酸化防止剤の亜硫酸塩が添加されています。赤ワインを飲んでいて急に頭が痛くなるのは、その亜硫酸塩のせいでしょう」(前同)

■モツ煮込みはNGに大ショック

 メインの酒は「焼酎とウイスキー」と確認できたところで、本題のツマミの選別に入ろう。新潟大学名誉教授(医学博士)の岡田正彦氏が、こう明かす。「居酒屋のツマミで気になるのは、動物性脂肪です。脂肪は体の中に入ると脂肪酸に分解されます。その脂肪酸にはパルミチン酸とオレイン酸、リノール酸の3種類あるわけですが、そのうち、パルミチン酸は体内でコレステロールに代わり、動脈硬化や心筋梗塞の原因になります。(鶏の)モツの中には、パルミチン酸が多く含まれているんですよ」

 なんと……鶏はヘルシーだと思い、居酒屋で必ずモツの煮込みを頼んでいた本誌記者は大ショック。「残念ながら、モツの煮込みは、昔から体に悪い代表的な食品です」(前同)

■焼き鳥は塩かタレか

 ところで、鶏といえば焼き鳥。これぞ、“居酒屋の王道”といえるツマミだが、読者諸兄は塩派、それともタレ派だろうか? 塩分の摂り過ぎは高血圧を招くから、一見、健康のためにはタレが正解と思いきや、「タレのほうが塩分や糖質が多く、正解は塩。そこにレモン汁をかけるとビタミンも摂れて健康的です」(都内病院勤務の栄養士)

 続いて牛肉。鶏のモツがNGなのだから、脂分たっぷりの霜降り牛肉も論外。さすがに、居酒屋のメニューに高級食材の霜降り牛肉が使われるケースは稀だろうが、注意したいのがサイコロステーキだ。「肉を柔らかくするため、加工肉に注射針のようなものを刺し、脂分や添加剤などを注入している場合があります。これをインジェクション加工といいます。指摘を受けて、大手居酒屋チェーンでは、サイコロステーキのメニュー欄に“インジェクション加工肉使用”と表示するようになっています」(前出のスタッフ)

 最近増えてきた、居酒屋メニューが整った炭火焼肉の店も要注意だという。料金が安く、これまた庶民の味方なのだが……。「赤肉を高熱で処理すると、アミノ酸の一部が変化して発がん物質が発生します。

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