あまり目に留めない「畳の縁」の色柄には、格式や様々な意味があるんです (4/4ページ)

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畳の中央に見えるのが茵 『旧儀装飾十六式図譜』Wikipediaより

畳の縁を踏んではいけないワケ

ついでにちょっとトリビアを。子供の頃から「畳の縁は踏んではいけない」と教わった方も多いでしょう。それには複数の説がありますのでご紹介します。

たしなみ

紹介したように、縁にはその模様の理由があります。特に家紋をいれる「紋縁」を踏むことは先祖の顔を踏みつけることにもつながります。なので、自分の家でも他家でも縁を踏まないことがたしなみとして定着していったという説。

敵から身を守るため

武士が命の狙われることの多かった戦国時代。縁と縁の間には当然ながら隙間があります。そこから漏れる光を遮ると自分の位置を知らせてしまうため、床下から槍などで襲われる可能性がありました。それを防ぐため、縁はまたぐようになったという説。

傷めないため

縁は植物で染められていたため、踏むことで色あせが進行してしまうのを防ぐため、またぐようになったという説。

いかがでしたでしょうか。位階制度のあった過去の日本。武将の肖像画を見ると、朝廷から賜る位が高くなるにつれて畳縁が変わっていくので、面白いと思います。

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