堀ちえみの舌がんも…「軽い病」と間違う「死に至る病」 (4/5ページ)

日刊大衆

やがて咳まで出るようになり、知り合いの医師に相談したところ、呼吸器内科を受診するように勧められた。そして受診の結果、肺がんであることを告げられたそうだ。

「肺尖部(肺の上端)にがんができた場合、付近の神経が圧迫されて二の腕に痛みが出ることがあります」 こう解説するのは、医療ジャーナリストで、『死に至る病気の兆候を知る本』(サンドケー出版局)という著書もある牧潤二氏だ。

「その他に、肺がんの変わった症状として、ニキビができる場合もあります。また、肺がんによる咳は、よく薬局で売られているような薬が効かないのも特徴の一つです」(前同)

●「あざ」岡村賢さん(40代)のケース

 酒が大好きという岡村さんは、ある日、会社の同僚から「首に赤いあざができている」と指摘された。「飲んだとき、知らず知らずに、どこかにぶつけたのかと、全然気にしていませんでした」(岡村さん)

 だが、そのうちに手のひらまでも赤くなり、疲労感も強くなっていった。たまらず、病院に行ってみると、医師の診断は肝硬変だった。「赤いあざは、肝機能が低下し、いわゆる解毒作用が十分に行われなくなった結果、有害物質が蓄積したもの。マッチ棒の先などで押してやると、一時的に消えるのが特徴ですまた、有害物質の蓄積によって、男性なのに、胸が大きくなる場合もありますね」(前出の牧氏)

 病が進行して肝性脳症になると、手足の震えや意識障害などを起こすこともあるという。

●「腰痛」鈴木昌司さん(70代)のケース

 農業を営む鈴木さんは、腰痛に悩むようになり、シップで治療していた。だが、おなかに何か硬いものがあることに気づき、内科を受診。検査の結果、腹部大動脈瘤の診断を受けた。

「腹部大動脈瘤とは、動脈硬化により、おなかの動脈がコブ状に膨らんだ状態のこと。破裂すると高い確率で死亡します。

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