神社で神職が身につける装束は祭祀の内容で衣装が変わり、身分によって色が違う (4/4ページ)
『装束着用之図』より(国立国会図書館蔵)
常装で地鎮祭を行う
浄衣は「清浄な衣服」という意味。斎服と似ていますが、冠ではなく立烏帽子を被るのでそこで見分ければよいでしょう。また、上半身は狩衣ですが紋をいれてはいけません。袖には紐が通してあり、裾がつぼまっているなどの違いがあります。
浄衣姿の神職
知られざる神職の装束、いかがでしたでしょうか。普段、御朱印を書いてくださったり、境内を掃き清めている姿を目にするのは「白い上衣に浅黄色の袴」の神職の方が多いと思います。また、袴の色で神職の身分が見分けられるようになっているのがよく分かったと思います。
参考写真:すべてACphoto
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