氷に翼がくっついて動けなくなってしまったハクトウワシの救助物語(アメリカ) (1/4ページ)
image credit:youtube
今月初め、アメリカのミシガン湖で立ち往生していたハクトウワシの救助エピソードが話題になっている。
そのワシは厳しい冷え込みのせいで、尾羽のあたりに大きな氷塊がくっついて取れなくなってしまい、凍った湖の上で途方に暮れていた。
だが幸いにも親切なボランティアに保護され、重い氷を解かしてもらったワシは、わずか1週間ほどで回復。たくさんの人に見送られまた空に飛び立った。
Iced Eagle Rescue on Lake Michigan
・氷上で立ち往生していたハクトウワシ
これは今年2月1日にミシガン州リーラノー郡で行われたワシの救助の様子だ。
今月19日、猛禽類のリハビリを行っているWings of Wonderのボランティアスタッフが、凍ったミシガン湖の上でハクトウワシが立ち往生しているという連絡を受けて救助に向かった。
image credit:youtube
そのワシは尾のあたりに氷がくっついて飛べなくなっていた。これでは餌もとれず氷が消えるまえに飢えてしまう。
そこでなんとかワシをつかまえ保護すると、尾羽全体に氷の粒があり、脚の間にかけて大きな氷の塊があるのがわかった。