甲子園開幕! 春の選抜高校野球「金の卵リスト」 (4/5ページ)
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実は東妻は、昨秋のドラフトでロッテに2位指名された東妻勇輔投手の実弟。「プロの世界で兄弟バッテリーを実現させたい」というのが夢だと、本人は口にしている。
「もともと内野手でしたが、肩が強いことから、プロ野球出身の中谷仁監督が捕手にコンバートさせたところ、あっという間に高校を代表する捕手に成長しました。ただ唯一の欠点は身長172センチと小柄なところ。現時点では、高校生捕手としての総合力では滋賀・近江の有馬諒にかないません」(スポーツ紙デスク) こうした評価を覆せるかどうかはセンバツでの活躍次第。総合評価はBといったところか。
■内野手では東邦の石川昂弥
続いては内野手を見ていこう。東邦(愛知)の石川昂弥が、スカウトからマークされている。強肩強打の三塁手だが、投手としても活躍する二刀流の選手だ。「チーム事情で昨秋はマウンドに上りましたが、プロのスカウトたちは、完全に野手として見ています」(持木編集長)
高校通算39本塁打を叩き出した長打力はダテじゃない。振り切るスイングが特徴だが、広角に長打が打てるのが魅力。投手としてラクに149キロを投げられる肩の良さは、三塁手としても大きな武器だ。内野手としてはA級といえるだろう。
長打力では桐蔭学園(神奈川)の森敬斗遊撃手も魅力だ。「昨秋の関東大会でサヨナラ満塁弾を含む3本塁打を放ったことで、チームのセンバツ出場が決まりました」(高校野球担当記者)
しかし、チーム事情に不安要素があるという。「桐蔭学園から直接プロに入った選手は近年、ほとんどいません。プロの道を選ぶかどうかは本人次第でしょう」(持木編集長) 前例を破ってプロ入りなるか。その活躍に期待したい。
■山梨学院の野村健太は清宮幸太郎のように
最後は外野手を見ていきたい。まず、真っ先に名前が上がるのは山梨学院の野村健太。180センチ、88キロという体格からも分かるように、下半身と腕っぷしの強いスラッガータイプだ。昨夏の甲子園で、左ポール際中段に放った特大アーチは観衆の度肝を抜いた。野村は、その飛距離から“山梨のデスパイネ”というニックネームを頂戴している。