駅弁ライター望月崇史「今まで4500個以上食べました」麻美ゆまのあなたに会いたい!〔前編〕 (2/3ページ)

日刊大衆

確かに駅弁というのは地方ならではの“味”があるし、特産品も入っていたりするので、お土産にももってこいです」

ゆま「ちなみに現場でも、お昼に駅弁が出ることもあるんですよ。定番なのが、崎陽軒の『シウマイ弁当』!」

望月「まさに“神”弁当です。今も1日2万3000〜2万4000食は出ているそうで“日本で一番売れている”とも言われます」

ゆま「シュウマイもおいしいけど、コリコリのタケノコがおいしいですよね」

望月「まったく、その通りで、あれは、それだけたくさん売れる弁当だからこそ、大鍋でタケノコを煮ることができるから、あの味が出が出るそうです」

ゆま「さすが、よくご存じで(笑)。崎陽軒の『シウマイ弁当』は首都圏で有名ですけど、地方には、もっと知る人ぞ知る駅弁があるんですよね?」

■鉄道マニアにも大人気!

望月「はい。たとえば、鹿児島県の嘉例川駅で、週末のみ限定発売される『百年の旅物語の旅物語 かれい川』なんかは、この駅弁を目当てに朝から行列ができるんです」

ゆま「ええ!? 仕事で、よく鹿児島まで行きますよ」

望月「それならぜひ、週末の朝、嘉例川駅に行ってみてください。鹿児島空港の最寄りの駅なんです。実際、空港からタクシーで駅弁を買いに行く観光客もいるんです」

ゆま「駅弁マニアの間では有名なんですね」

望月「はい。ちなみに嘉例川駅は“無人駅”なんですね。この駅は1903年に開業した当初からある築100年以上の木造駅舎で、今では国の登録有形文化財にもなっています」

ゆま「ステキ。行ってみたいです。でも、どうして無人駅なのに駅弁を売り始めたんですか?」

望月「2004年に特急『はやとの風』が運行を開始したんです。これはレトロな車内で桜島も一望できる列車として、鉄道マニアはもちろん、海外からの観光客にも人気だったんです。その『はやとの風』の停車駅に嘉例川駅も含まれていたので、駅弁販売を開始したんです」

ゆま「それで評判になったんですね!」

望月「はい。

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