奢れる平家に見事リベンジ!以仁王の挙兵で主君の雪辱を果たした渡辺競のエピソード (6/6ページ)
余談ながら、その後も南鐐の鬣と尻尾の毛は伸びなかったと言われています。
終わりにしかし、競らの奮戦も虚しく頼政・仲綱は敗れ去り、以仁王も討ち取られてしまいました。
それでも以仁王の発した令旨(りょうじ。皇族の出す命令)は各地で雌伏していた源氏の生き残りを奮起せしめ、それがやがて大きなうねりとなって平家打倒に動き出します。
「奢れる平家も久しからず」
平家滅亡の様子。『平家物語』巻第十一より、先帝御入水の図。
有名な『平家物語』のフレーズですが、月が満ちれば欠ける如く、いっときの権勢に驕れば遠からず報いを受けるでしょう。
たとえ死んでも、殺されてでも尊厳を守るために生命を賭ける……それを是とするか非とするか、価値観は色々あるでしょうが、かつてそのように生き抜いた武士たちの姿は、現代の私たちにも何かを考えさせます。
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