ジャンケン遊びの「おちゃらか」は、遊女を買う悪趣味な旦那の遊びから来ている (1/3ページ)
♪せっせっせー、の よいよいよい……おちゃらか おちゃらか おちゃらか ほい!おちゃらか 勝った(or負けた)よ おちゃらか ほい……♪
子供の頃、「おちゃらか」というじゃんけん遊びに興じた記憶があります。
公園の椅子に印字された歌詞と遊び方。
二人で唄いながら手を合わせ、じゃんけんして勝った、負けたとリアクションをとるゲームですが、この「おちゃらか」って何でしょうか。なにしろ子供の遊びなのでこれと言った定説もないようですが、諸説を取りまとめて見ると、どうやら唄の歌詞には暗い背景があるようです。
歌詞の中に込められた意味この「おちゃらか」の主人公は昔の遊女、貧困のために身売りされた女性が多く、唄は彼女たちの生活の一場面を描写しているそうです。
そこで歌詞を見直しながら、そこに込められた意味を確かめてみましょう。
※諸説を取り混ぜて紹介しています。
葛飾応為「吉原格子先の図」江戸時代
♪せっせっせー、の よいよいよい……
(せっせと働きなさいよ。まだ宵の口なのだから。さぁ用意して、用意して、用意して……)おちゃらか おちゃらか おちゃらか ほい!
(ほら、さっそく客がおちゃらかしに来たよ。