「OKからあげ」「NGからあげ」最強オカズの正しい選び方!

日刊大衆

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 3月19日、ローソンの人気商品『からあげクン』を巡り勃発した“コンビニ唐揚げ戦争”をご存じだろうか。同日、ファミリーマートが5月から発売する新しい唐揚げ商品『ポケチキ』を発表。その際、〈他社はミンチを成形〉と説明したのだが、ローソンがこれに反論する形で〈からあげクンは国産の鶏ムネ肉の一枚肉をカットしています〉とプレスリリースを出したのだ。

 これを受け、ファミマは各メディアに「誤解があった」と説明、謝罪したことで、ようやく落ち着いた。

「一枚肉か成形肉か。この違いは唐揚げ商品では重要な問題。一枚肉は歯応えとジューシーさがある。一方、成形肉はミンチにした肉を接着する“混ぜ物”が必要。健康面での不安を指摘する声もあるからです」(フードライター)

 そう、“最強のオカズ”唐揚げにも、いいものと、できるだけ控えたほうがいいものがあるのだ。「成形肉の唐揚げは、一般的にナゲットとして売られています。ブロック肉と違い、成形肉は注意が必要な食材が使われている可能性もあるため、成形肉であることの表示が国から義務づけられています」(前同)

 味の面でも安全面でもブロック肉の唐揚げがいいことは分かったが、他に注意すべき点はあるのか。

「最近は、健康意識の高まりもあり、従来のモモ肉の唐揚げだけではなく、ムネ肉の商品も増えています。オススメはムネ肉。カロリーはさほど変わりませんが、脂質は4割以下。タンパク質は2割も多いので、健康にいいんです」(同)

 ムネ肉にはパサパサしているイメージがあるが、「最近はモモ肉と変わらないジューシーさを持つ商品も多い」(同)そうだ。一方で、揚げた時間が健康に大きく影響するという。

「油は時間とともに酸化します。酸化した油は肝臓への負担が大きく、また、酸化コレステロールを含むため、肝機能障害や動脈硬化の原因となりうるんです。ですから、揚げてから時間が経過していないものがいいですね。最近のスーパーでは、調理時間を明記していることが多いので、購入時に確認するといいでしょう」(栄養管理士)

 また、「酸化しにくいオリーブオイルだと、さらに健康にいい。使用している油を公表するスーパーも増えている」(前同)そうだ。食べる機会が多い唐揚げだからこそ、しっかりと選んでほしい!

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