「忘れること」「ブレないこと」資産運用で最後に勝つためのアドバイス (3/3ページ)

新刊JP

知識が十分ないままに窓口で勧められたら人は弱いです。少なくとも窓口に行くということは、窓口担当者が推奨する金融商品を買わされる可能性が高いわけですから。これは電化製品など一般消費財をお店で買う時と一緒で、最低限必要な情報は調べますよね。例えば、掃除機を買う場合、吸引力が強いのか弱いのか、うるさいのかうるさくないのか、など。

――他にアドバイスはありますか?

太田:今回の本で取り上げている4本の投資信託についても言えますが、積み立て投資を始めたら、まずは投資信託の値段である「基準価額」を見ないことですね。自分の持っている投資信託が今いくらになったのか気になるところではありますが、あえて見ない。そんなものないかのように毎日を過ごして、淡々と毎月3万円、30年間積み立てるのが一番大事なことです。

あとはブレないこと。仮想通貨やシェアハウス投資等もそうでしたが、金融とか投資の世界はトレンドになるものが次々に出てくるものです。そういうものには興味を示さない。きちんと積み立ていればそれで充分ですし、儲け話に飛びつくよりも仕事をがんばって給料を増やす方が長い目で見れば有益で、家族みんなハッピーです。

――最後に、読者の方々にメッセージをお願いします。

太田:若い方にはまだ時間はたくさんあります。その時間を味方につけて堅実な資産形成をしていただきたい。この本はそのための一つの考え方について書いています。一方でシニアの方も、人生100年と言われる時代ですし、今からでも決して遅くはありません。せっかくNISAやiDeCoといった非課税サービスがあるわけですし、ぜひ上手に活用していただきたいと思います。あと、隠しメッセージとしては「金融機関関係者は絶対読めよ」と(笑)。結局、まともな商売しか残らないよ、と言いたいですね。

(新刊JP編集部)

(インタビュー前編を読む)

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