不安すぎる原巨人…篠塚和典が「プロ野球を一刀両断」! (2/4ページ)

日刊大衆

彼には打線を引っ張る存在であってほしい。前キャプテンの阿部慎之助は、手を抜いている選手にはガツンと言うタイプだった。ときには慎之助にサポートしてもらいながら、坂本にチームをまとめていってほしい。その意味では、優勝のためには慎之助の役割も重要になるよ。

 若手だと岡本。今年、慢心していないかどうか、ちょっと心配なんだ。今の若い選手は、いい成績を残すと、心のどこかで油断してしまう。気持ちの持っていきようが本当に下手。だから最近の若手は、何年も活躍が続かないんだ。岡本の場合、昨年は3割・30本・100打点の成績を残したほどだから、相手の攻めだって厳しくなる。でも、そのうえで今年は数字を残さないといけない。プレッシャーをはねのけ、結果を残してこそ巨人の4番。岡本にとって、今年は勝負の年になる。

  そして、僕が個人的に今季のキーマンだと思っているのは、吉川尚輝。今年1年、彼を1番できちっと固定できるようなら、チームは変わる。彼には、チャンスをつかんで、岡本とともに将来の巨人を担う存在になってほしい。吉川尚は、それだけの実力が十分にある選手だと思うしね。

■投手陣は菅野智之以外に不確定要素

――投手陣に目を向けてみると、巨人には菅野智之という大黒柱がいる。しかし、それ以外の部分に不確定要素が多いと篠塚氏は語る。

篠塚  菅野は、いきなりポカーンと打たれることもあるけど(笑)、続けて同じミスをしない。だから今年もエースとして、最多勝を狙えるぐらいの結果を残してくれるんじゃないかな。エースの菅野以外も、先発陣は数がそろっているし、誰かが化ける可能性だってある。菅野と、あと2人の先発が2桁勝てれば大丈夫。

 むしろ不安なのは、中継ぎと抑え投手かな。畠(世周)を後ろに回すのも手だよね。

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