萩原健一と水谷豊に学ぶ「男の生き様」と「シビれる名言」 (3/4ページ)
そして、その延長線上に、『相棒』(テレビ朝日系)があった。水谷は、取材を受けるたびに、こう発言している。「今、何ができるのか、何をやるのがベストなのかを考えて、ずっとやってきた」
私生活では、一度結婚に失敗しているが、89年の再婚後はずっと妻一筋。テレビ出演時、愛妻である女優の伊藤蘭を、なんと呼んでいるのかを問われ、照れくさそうに答えた。「僕は……“ランさん”と呼んでいます」
片やショーケンも、頭に白いものが混じるようになると、プレイボーイを卒業。11年に冨田と結婚した際は、「ジェットコースターのような人生だったけども、今後は2人でメリーゴーランドのような、ゆっくりした人生を歩みたい」とコメントした。そして、実際に夫婦仲良く、穏やかに暮らしていたようだ。
俳優としては、円熟期を迎えた。逮捕による休業期間を経て、09年に出演した映画『TAJOMARU』で男優賞を受賞したときは、こんな発言をしている。「悪いことばかりやってたんですけど、こうやって賞をいただけると本当にうれしいです。今年還暦になるんで、これを機に一本一本丹念に、丁寧に、仕事をやっていきたいと思います」
そして、最後の作品となったNHK大河ドラマ『いだてん』まで、演じることに心血を注ぎ続けた。いろいろな面で厄介な俳優ではあったが、出演オファーは途切れなかった。「実は2000年代終わりに、『傷だらけ~』のリメイク映画の企画が水面下で進んでいました。