一部購入可能物件も。終末に備えて建てられた驚くべき10の黙示録シェルター (3/6ページ)
・4.600万円の波型パイプシェルター(アメリカ)
マンションに2億円を費やす余裕がなければ、もっと安価なものもある。6万ドル(約600万円)のアトラス救命シェルターは、竜巻やほかの災害から身を守ることができる。
この波型のパイプシェルターは、フロリダ州アルタモントスプリングスの軍用物資店で売られていて、地下6メートルのところまで埋めて使用する。とりあえず、なにかがあったときのために準備をしておきたい人たち用だという。
収納庫つき2段ベッド、緊急時の非常口、キッチン、低電圧の電灯、電源コンセント、薄型テレビ、DVDプレーヤー、短波ラジオ、監視カメラ、300~5000ガロンの水のタンク、100~500ガロンの燃料貯蔵タンク、発電エクササイズバイク、レッドオークのキャビネットやベッド、水洗トイレと浴室の設備も備えられている。
・5.大災害に備え、種子を保存するための種子バンク
スヴァールバル世界種子地下貯蔵庫は、北極点から810マイルのノルウェー領スヴァールバル諸島にある、いわば種子のためのノアの箱舟だ。地球に大災害が起きた場合、絶滅しないよう、あらゆる種類の植物の種子が保管されている。
もともと、ノルウェー政府と北欧遺伝資源センター、世界作物多様性財団(GCDT)が、この貯蔵庫の必要性を強調し、ビル&メリンダ・ゲイツ財団や、ブラジル、オーストラリア、ノルウェー、イギリス、スウェーデン、インド、コロンビア、エチオピアという国々から、900万ドルの追加融資を受けて建設された。