儲からない経営者が軽視する“ビジネスの重要な考え方”とは? (1/2ページ)

新刊JP

儲からない経営者が軽視する“ビジネスの重要な考え方”とは?
儲からない経営者が軽視する“ビジネスの重要な考え方”とは?

今よりももっと利益を出すにはどうすればいいのか。
ほとんどの経営者や個人事業主がその悩みを抱えているはずです。

儲けをより大きく出す。
その一つの解としてあげられるのが「価格」です。
ただ、「価格」と聞くと「もっと商品(サービス)を安くして、量を売ろう(こなそう)」という発想になりがちです。そして実際、多くの経営者が「安売り」「セール」を連発して、逆にジリ貧になっていきます。
そうならないようにするには、自分が商品やサービスの価格を決められる市場を創り出すことが大切です。

ジェトロ認定貿易アドバイザー(現AIBA認定貿易アドバイザー)の認定を受けている輸入ビジネスアドバイザーの大須賀祐さんが執筆した『価格はアナタが決めなさい。 輸入ビジネスに学ぶ儲かる仕組み』(集英社刊)は、自分で価格を決められるビジネスの創り方を伝授した一冊。

「価格」を決められる、ということは一体どういうことなのか? 本書の内容を見ていきましょう。

■「値決めこそが経営である」

本書で大須賀さんは「値決めこそが経営である」と断言しています。

ビジネスは「モノを売る」か「サービスを提供する」かのいずれか。その対価として顧客から代金をもらい、その代金からコストを差し引いたものが、「利益」となります。

問題はその「代金」です。いくらで売るのか、いくらでサービスを提供するのかによって、利益は変わります。
価格を安く設定すれば手に取られやすくなるかもしれませんが、そのぶん利幅も少なくなるので、より多くの量を売らないといけなくなります。その一方で価格を高くすれば利幅は広がりますが、消費者から手を取られにくくなるかもしれません。

ただ、商品力を高める、希少性を高めるなどの工夫をすれば、価格が高くても顧客は代金を払ってくれるはず。
儲けを最大限に出すということを考えれば、安売り一辺倒しかない道にいるよりも、価格をコントロールでき、高値をつけても売れるような立場にいたほうが経営的にも健全です。

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