鬼キャン仕様で車高短を極める!ドリ車やスタンス系などタイヤのキャンバー角はどこまで車検対応可能? (2/4ページ)
■鬼キャン仕様に足回りをカスタムするやり方は?
車高調の調整式のアッパーマウントはどれくらいキャンバー角がつく?
キャンバー角をつける方法にアッパーマウントの取り付け位置を変える方法があります。
これは、社外の車高調で調整式アッパーマウント(長穴加工されているもの)がついているものに使える方法で、車体をジャッキアップしてアッパーマウントの調整ボルトを緩めて長穴の範囲内でサスペンションの軸の位置を変更します。
キャンバーの角度は車種にもよりますが、車体のサスペンション取り付け穴の範囲でしか調整できないので、大きく角度をつけることはできません。
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キャンバーボルトとは、サスペンションとナックルを固定している2本のボルトのうち下側のボルトを交換することによって行います。
仕組みとしては、純正のボルトよりも細いボルトを使用してボルト穴に調整幅を持たせるというものです。ボルトを交換するだけなので鬼キャンになる手軽さはメリットですね。
調整式アッパーアームに交換して鬼キャン調整式のアッパーアームによるキャンバー角の調整は、ダブルウィッシュボーンタイプの足回りを採用している車種に使える方法になります。
ダブルウィッシュボーン式は、ナックルをアッパーアームとロアアームで支える方式です。
調整可能な社外アッパーアームに交換することによって、キャンバー角をつけることができます。
鬼キャン仕様にしたらアライメント調整は必要?鬼キャンのようにキャンバー角を大きくつけるとホールアライメントが狂ってしまいます。特にタイヤの向き、トーの調整をしないと真っ直ぐ走らないこともあるので、鬼キャンにかかわらずキャンバー調整をしたらトーの調整を含めたアライメント調整は必須です。