鬼キャン仕様で車高短を極める!ドリ車やスタンス系などタイヤのキャンバー角はどこまで車検対応可能? (3/4ページ)
トーとは、車の進行方向に対してタイヤが外側を向いているか、内側を向いているかのことになります。外側はトーアウト、内側はトーイン、どちらも規定値を超えていると車検を通すことができません。
■鬼キャン仕様は車検対応可能? キャンバー角度に規定はなしキャンバー角度に関しては、保安基準による規定はありません。
走行に支障が出るような状態ではもちろん問題外ですが、自分の好みの角度で鬼キャンにすることも可能です。
最低地上高の車検対応基準をおさらい鬼キャン(キャンバー角度)に関しては、保安基準の規定はありませんと言いましたが、キャンバー角度つけると問題になってくるのが、最低地上高です。
ダブルウィッシュボーンタイプなどの足回りに社外のアッパーアームを使ってキャンバー角度をつけると、大きくキャンバー角をつけることができます。このようなカスタムを行なった際は、必ず最低地上高を確認しましょう。
最低地上高の保安基準の規定は9cm以上になります。ちなみに、最低地上高の対象にならないものとして、可動(回転)するパーツです。サスペンションのロアアームなどは対象にならないので覚えておきましょう。
はみタイ(はみ出しタイヤ)の車検対応基準をおさらい車からタイヤがはみ出しているか、そうでないかをどの部分で見ているかご存知でしょうか?
ホイールの中心から見て、「前方に30度」「後方に50度」の範囲でタイヤがはみ出していなければ問題ありません。また、この範囲内でもタイヤであれば10mmまでのはみ出しは許容されています。
鬼キャンにした時には、範囲内でタイヤがはみ出していないか必ず確認しましょう。
キャンバーアクスルへの交換は改造届けが必要後ろのタイヤを鬼キャンにしたいという場合、アクスルビーム(トーションビーム)式ではキャンバー角度を調整することができません。
そこで必要になってくるのが社外のキャンバーアクスルです。