鬼キャン仕様で車高短を極める!ドリ車やスタンス系などタイヤのキャンバー角はどこまで車検対応可能? (1/4ページ)

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鬼キャン仕様で車高短を極める!ドリ車やスタンス系などタイヤのキャンバー角はどこまで車検対応可能?
鬼キャン仕様で車高短を極める!ドリ車やスタンス系などタイヤのキャンバー角はどこまで車検対応可能?

オートサロンなどに出展しているカスタムカーやドリフト走行に使われる車のタイヤが、「八の字」をしているのを見たことはありませんか?

この八の字のことを「鬼キャン」と呼ぶのですが、見た目の印象が強いので外観のカスタムだと思っていますよね。

今回はそんな見た目だけのカスタムだと思われている、「鬼キャン」の「メリット・デメリット」から「車検には通るの?」といったところまでご紹介していきます。

■鬼キャンとは?

ポジティブキャンバーとネガティブキャンバー

ポジティブキャンバーとはタイヤの上部が外側に角度がついている状態のことを言います。(V字型)

ネガティブキャンバーとはその逆で、タイヤの上部が内側に角度がついていることを言います。(八の字型)

鬼キャンと呼ばれているものは、このネガティブキャンバーの角度がきついものです。

鬼キャンのメリットは?(とにかく車高を低く、ドリフト走行でフルカウンター時の接地、など)

鬼キャンは「見た目だけじゃないの?」と思っていませんか?

鬼キャン(ネガティブキャンバー)にすることで得られるメリットもあります。

タイヤの八の字になるということは、タイヤが寝ている状態になるのでその分サスペンションの角度もつことになります。その結果、車高を低く抑えることができるのです。

また、タイヤの角度が八の字のメリットはコーナリング時にも効果を発揮します。

ノーマルのキャンバー角度だと、コーナリング時に遠心力の影響を受けて車体がロールしてタイヤの外側が片減りすることになります。

鬼キャンのようなネガティブキャンバーがついている車は、直進時タイヤの内側が接地している状態です。しかし、コーナリングの時は遠心力の影響で、車体がロールしてタイヤの角度が地面と平行になります。その結果タイヤのグリップ力を最大限に活かせるというわけです。

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