田中将大の「スプリット」に佐々木の「フォーク」!プロ野球伝説の“魔球”たち (2/4ページ)

日刊大衆

野球解説者の江本孟紀氏は「本物のカーブの使い手」として名前を挙げるが、結果的に「ひねる」ように投げているだけで、本人の中では「抜くイメージ」だという。

■「ご存知ハマの大魔神の宝刀」佐々木主浩のフォーク

 佐々木主浩(横浜ほか・1990〜2005)。フォークで日米を席巻した大魔神。まったく違う握りで巧みに投げ分ける緩急2種類のフォークで、97年には奪三振率14.85と他を圧倒。その落差は「2階から落ちてくる」とも評された。「フォークの神様」杉下茂をして、「本物」と言わしめたのは、“マサカリ投法”村田兆治と野茂、佐々木の3人だけ。

■「直球かと思ったら急減速!」金子千尋のチェンジアップ

 金子千尋(現オリックス・2005〜)。カーブ、スライダー、カット、スプリットなど“七色の変化球”を持つ技巧派右腕。なかでも、直球と同じ腕の振りから繰りだすチェンジアップは、当の本人も「自信がある」と公言するなど抜群の効力を発揮する。現役100人が変化球ナンバーワン投手を選ぶ、スポーツ番組『すぽると!』内の企画「1/100」でも大差で1位に。

■「他種目をヒントにした割れる縦変化」武田翔太のドロップカーブ

 武田翔太(現ソフトバンク・2012〜)。持ち球にしている3種類のうち、落差のある「ドロップカーブ」が最大の武器。小学校時代にやっていたバレーボールのアタックが原点だという“宝刀”で、15年には一躍、エース格へと覚醒した。ちなみに、佐藤義則コーチ(当時)直伝の「ヨシボール」も習得済。

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