田中将大の「スプリット」に佐々木の「フォーク」!プロ野球伝説の“魔球”たち (4/4ページ)

日刊大衆

投げ方を伝授した亜大の先輩・東浜巨への敬意からツーシームと呼称するも、当の東浜は「まったく別物」と断言。「ヤスボールでいいんじゃないですか」とコメントした。今季のオールスターで披露したナックルも持ち球のひとつ。

■「阪急の黄金時代を象徴する魔球」足立光宏のシンカー

 足立光宏(阪急・1959〜1980)。肩を故障した影響で落ちた球威を補うために習得したシンカーで、3年のブランクを経て、
再びの全盛期を築き上げた阪急黄金時代のサブマリン。屈指の“シリーズ男”でもあり、歴代3位のシリーズ9勝中8勝を対巨人戦で挙げる“Gキラー”としても名を馳せた。後輩・山田久志の“宝刀”シンカーも、この足立が伝授したものが原点。

 豊富にあふれる映像や、最先端のデータ解析技術で「魔球の正体」がつまびらかにされつつある昨今。しかし、理屈は知識として頭に入れながらも、まだ見ぬ「スゴい球」への期待やロマンも忘れない。そんな野球ファンで僕らはいたい。

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