イベントの「名古屋飛ばし」、原因は地元民にある? 「好奇心がない」名古屋人へのシビア提言 (2/3ページ)
興行が来なくなるのはそんな経験からの事だと思えます」
何をもって世界的なエンタメとみなすかは人それぞれではあるし、世界的には知名度絶大でも日本国内ではさほど知られていない、というケースもあり得る。一概に名古屋人の視野が狭いとも言えないだろうが、名古屋とその周辺のドメスティックな環境に満足していて腰が重い、という傾向を投稿者は指摘している。
中部国際空港が開港して10年以上経ち、県内にはブラジル系住民も増えているのだが、なかなか気質は変えづらい様子である。投稿ではそんな名古屋・東海へとある提言をしている。
「しかし光明があるとすれば『浜松ピアノコンクール(編集部注:浜松国際ピアノコンクール)』の例です。小さな街ですが、例年ショパンコンクールの優勝者が招待され、その場で演奏してくれます。
ショパンコンクールの直近の優勝者の生の演奏などほとんど聞く事が出来ないため、日本中からこのコンクールに聞きに来るのです。地元からの集客を当てにせず、浜松方式で貴重な催しを開催するなら、名古屋にも日本中から公演に人がやって来るかも知れません」
浜松国際ピアノコンクールは3年ごとに浜松市で開催されるピアノ国際コンクールで、世界的な注目度も高い。直近では2018年に開催され、世界各国の新進気鋭のピアニストが浜松で演奏を競った。これを観に来る観客や専門家も、東海地方のみならず世界から現地を訪れ、さながらピアノ界の国際会議のような雰囲気になる。次は2021年の開催だ。
この浜松国際ピアノコンクールのように海外からも目の高い専門家がつめかけるような催しを開催し、集客はそちらをあてにすればよいというもの。確かに一興だが、それに例えば日本初開催!といったプレミアムな話題性をつけてみたら、名古屋でも盛り上がるし、興味を持ってくれるのではいだろうか。
名古屋で興行を打っても集客がよろしくない......というのは、既に東京などで開催しているため話題性に乏しいせいもあるのではないか。熱心なファンなら名古屋からでも遠征して観に行く。他方、東京・大阪をまわって名古屋に来る頃には新鮮味が薄まってしまい、新規ファンを獲得しづらい、という事情もあるだろうか。