【世界の街角】古くから交易で栄えたマレーシア・マラッカは、オランダ統治時代の面影を残す世界遺産の街 (1/4ページ)
マレーシア南西岸に位置するマラッカ州の州都であり、古くから交易で栄えたマラッカ。
マラッカ海峡の重要な東西貿易の交易点として、500年以上の長きに渡って繰り返し繁栄したこの街は、海峡を通るアジアやヨーロッパの影響を色濃く受けに受けて、独自の文化を築きました。

15世紀に興ったマラッカ王国と16世紀初頭のポルトガル、オランダの支配の歴史を反映した建物、教会や広場は、そのユニークな建築様式と、文化的な町並みを構成していることが高く評価され、2008年7月、マレーシアでは初のユネスコ世界文化遺産に登録されました。

マラッカの中心部にあるオランダ広場には、英ビクトリア女王に捧げるために1901年に造られたビクトリア女王記念噴水、キリスト教会、スタダイスがあり、有名な観光スポットとなっています。

スタダイス(旧総督邸)。かつてはオランダ政府の施設でしたが、現在はマラッカ王国時代に始まり、ポルトガル、オランダ、イギリスの植民地時代、日本軍の占領時代、そしてマレー連邦として独立するまでのマラッカの歴史を紹介する歴史博物館となっています。

1753年に完成したマラッカのキリスト教会。オランダ建築の代表例とされる木造のプロテスタント教会です。