“悪口、噂話”で村が存続の危機? 「ゴシップを話したら罰金」の法律化に賛否 (2/2ページ)
どの村でも共通して言えることは、昔からその地に住む重鎮とのつながりが最も大切だということでしょう。重鎮に嫌われれば村人も全員、敵になるので、重鎮のご機嫌を取ることが重要です。今、フィリピンに移住する日本人は多いですが、農村部に15年住んでいてもいまだに受け入れられていない日本人もいます。基本的に閉鎖的なので、彼らのコミュニティに溶け込むことはなかなか難しそうです」(フィリピン在住歴のある日本人男性)
日本でも村に移住した家族が、村人から受け入れてもらえず、村八分にされたという話は少なくはない。住民が少ない地域では噂話や悪口は娯楽の一つとなりやすいのかもしれない。しかしせっかく田舎での生活が注目され、移住者が増えているのに、不快に思う人がいる以上、なんらかの対策を取らなければ今後、住人がどんどん離れていくことも予想されるだろう。今回のフィリピンの法律は日本にとっても他人事ではないのかもしれない。