W杯後もラグビーが親しまれるように、乙武さんが夢見るスポーツの未来 (4/5ページ)

学生の窓口

スポーツの語源って「楽しむ」とか「余暇」のことで、原型は釣りとかハンティングといったルールもないし勝負もしない、自分が”日常から離れて楽しむこと”なんです。

なので、今大学でやっているのは全然スポーツじゃない。体育なんですよね。

知り合いで、「学生時代の体育は嫌いだったけど、大人になってランニングやってみたら楽しかった、体動かすの楽しいんだね」と口にする人は意外に多くて、こういう例は完全に教育の失敗だなって思います。

学生スポーツだからこそ、学生が決めていくべきでは?

日大アメフト部のタックル問題があったころに、ふと思いついたこととして「今後日大は、学生監督しかおきません」なんてアイディアは面白いんじゃないかなって思ったんですよね。

普段の練習もスタメンも学生同士で決めていきますっていうのが、教育活動の一環として行われるスポーツにはいいかなって思ったんですよ。

選手・監督ともに学生で、技術指導とかは大人のコーチがつくみたいに、主体は学生にあって、足りない部分は大人に補ってもらう。大人がやらせるんじゃなくて、学生がやりたいようにやれるように切り替わったら……

乙武さんが思うあるべき大学スポーツの形

不幸な事故ではありましたけど、そういうふうにスポーツ界が動いたらいいなと思いますね。

――自分たちで選手から監督までやってこその学生スポーツって感じもしますね。

日本人がスポーツと体育の違いを認識し、本来の意味のスポーツに立ち返ること。この2年続くビッグイベントを通してそういうレガシーが出てきてくれたらいいなって思います。

最後に

乙武さんの言葉にあったように、今の日本ってたったひとつのスポーツに打ち込みがちです。

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