『なつぞら』広瀬すずの輝きを支える「人気脚本家の技」 (3/3ページ)
このドラマはヒロインの石原さとみ(32)、上野樹里(32)ら4姉妹の物語で、まだ若かった関ジャニ∞の錦戸亮(34)が出演するなど登場人物が多い群像劇だったが、大森氏はこれを完璧にまとめあげた。
ほかにも大森氏は大河ドラマ『風林火山』やドラマ『64』、『精霊の守り人』(いずれもNHK)といった群像劇で成功を収めている。今作の『なつぞら』も朝ドラ100作目とあって登場人物が多いのだが、群像劇の得意な大森氏なら、すてきな作品に仕上げてくれるはずだ。
物語前半はヒロインなつの成長が注目されたが、今後はズバリ『てるてる家族』のように、登場人物それぞれの心情を細かく描く群像劇になることを期待したい。なつ以外の誰がスポットライトを浴びるのか、注目しよう。(朝ドラ批評家・半澤則吉)