故障後1か月使用を続け物理・論理障害を併発したRAID5サーバーを1日で復旧成功 (1/3ページ)

バリュープレス

デジタルデータソリューション株式会社のプレスリリース画像
デジタルデータソリューション株式会社のプレスリリース画像

11年連続データ復旧売上シェアNo.1(※1)デジタルデータリカバリー(本社:東京都中央区銀座、代表取締役社長:熊谷聖司、デジタルデータソリューション株式会社)は、累積ご依頼件数184,637件以上(※2)、RAIDサーバー復旧実績年間1,200件以上(※3)、データ復旧率 95.2%(※4)という世界でも有数の高い復旧技術を保有し、同業他社様で復旧が出来ない業界最高難易度の障害に対しても復旧が可能です。今回、故障後1か月使用を続け、物理・論理障害を併発したRAID5構成のサーバーを作業期間1日で復旧に成功致しました。

【故障後1か月使用を続け物理・論理障害を併発したRAID機器】

今回ご依頼いただいたHDD3本組のRAID機器は、4月初旬に1番のHDDが故障、その後1か月使用を続け、5月初旬に3番のHDDも故障した後、認識不可の状態でした。また、認識不可の後に使用者の方により再起動や電源の入り切りを数回試されていました。当社では機器到着後、初期診断を行い、速やかに故障箇所を特定。作業期間1日で復旧を完了させました。


【RAID5だからと安心しないで!】

パリティを各ドライブに分散して書き込むRAID5構成といえども、1本のHDDに障害が発生した状態で使用を続けると、必然的に残りのHDDへ負荷がかかり更なる障害を誘発する危険性があります。また非常に怖いのは、ユーザーの認識と実際の機器上の故障個所が異なる場合があることです。今回のケースも、お問合せいただいた段階では「2番のHDDには障害発生なし」とお伝えいただきましたが、当社にて専門エンジニアが初期診断を行ったところ、全3本のHDDのうち、2番3番のHDD両方に論理障害が発生しておりました。また、最初に故障した1番のHDDは、使用を続けたことで物理障害のなかでも重度障害にあたるスクラッチ(HDDのディスクに傷が入った状態)が発生していました。つまり、RAID5を構成しているHDDは3本中3本とも何らかの障害が発生している状態だったのです。もしこの状態のまま使用を続け、2番3番のHDDに重度の物理もしくは論理障害が発生した場合、データの完全な復旧は非常に難しくなります。

「故障後1か月使用を続け物理・論理障害を併発したRAID5サーバーを1日で復旧成功」のページです。デイリーニュースオンラインは、ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧