港区女子の「意外なその後」 (3/4ページ)
彼女が港区の飲み会やパーティに顔を出すことは今後なさそうです。
◇2.学生のころに憧れていたY美さんの話
私が二十歳になりたてのころ、港区での遊びを教えてくれたお姉さま方がいました。
その内のひとり、私より3つ年上のY美さんはアパレル系の会社に勤めながら毎週末どこかのパーティに顔を出すようなアクティブなお姉さん。
飲み会で0時を過ぎると、私の実家のことを気にかけてくれて「くるみちゃん、そろそろ親御さん心配するんじゃない? これで帰りな~」とタクシー代を握らせてくれるような心強い姉御的存在でした。
知り合ってから2年ほど仲よくしてもらっていたのですが、あるときY美さんは自分のアパレルブランドを作る、と一念発起し独立。
それ以降、港区の飲み会でY美さんの姿を見ることはなくなりました。
しかし、しばらくして風の噂で、とある経営者の愛人になったと聞きました。彼女のInstagramを見ると予約困難なレストランや海外旅行の写真が上がっており、たしかに元気そうではありますが、自分の夢はどうするんだろう、今は夢に向かってがんばっているのかな? と少し寂しい気分になります……。
◇3.きっぱりと卒業宣言したU子ちゃん
港区女子卒業の例として「ただ疲れたから」というパターンもあります。
大学時代から知り合いのU子ちゃんは、学生のころは真面目にひとりの男性とお付き合いしていたものの、社会人になって彼と別れたのをきっかけに西麻布の飲み会に行くようになりました。
普通の合コンや定番のタワマンパーティ的なものを経て、そこから芋づる式に知り合いを増やしていき、お偉いさんの誕生日会や別荘パーティなどにも行くようになりました。
そこで見るきらびやかな世界に魅せられたのか、会社員と並行しながらラウンジで夜のお仕事をはじめ、ブランドものや美容医療に投資するように。久しぶりにU子ちゃんに会ったとき、身につけるものも顔も華やかになっていてびっくりしたのを覚えています。