御朱印は信仰・功徳の証。マナーを守って楽しく参拝、御朱印の雑学や豆知識を紹介! (1/4ページ)
神社仏閣へ参拝した証として頂ける「御朱印(ごしゅいん)」が、平成から令和への御代替わり(改元)に際してブームとなっているようです。
しかし中には「平成最後」「令和最初」など、特別感の高い御朱印をインターネット上で高額転売したり、御朱印を求める際のマナーが悪かったりと、色々問題もあるようです。
鎌倉・実相寺にて頂いた御朱印。
そもそも御朱印とは何なのか、その由来など知ることで「然るべき扱い方」が見えて来るかも知れません。
御朱印は「信仰・功徳の証」御朱印の始まりには諸説あるそうですが、有力な説としては「寺院に納経(のうきょう)した、功徳(くどく)の証」として頂いたそうです。
納経とはコピー機もコピー&ペーストもない時代のこと、ありがたい経文(きょうもん。お経の文書)を書き写して(写経と言います)お寺に納めることで、仏様の御心に適う善行=功徳として流行りました。
この説にのっとれば、本来ならお寺で写経しないと頂けないものですが(現代でもそういうお寺さんもあるそうです)、時代が下るに従って「参拝した功徳の証」として頂けるようになり、やがて神社でも始められたと考えられます。