電気料金にも値上げの波…上昇し続ける「再エネ賦課金」を要チェック! (1/2ページ)

ウーマンアプス

電気料金にも値上げの波…上昇し続ける「再エネ賦課金」を要チェック!

私たちが支払っている電気料金には、「再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)」と呼ばれる費用が上乗せされています。この「再エネ賦課金」は毎春改定され、「再エネ賦課金」が電気料金に上乗せされはじめた2012年以降、毎年増え続けています。

こうした背景をふまえ、トレンド総研は、20~30代の男女500名を対象とした「電気料金」に関する調査を実施。また、エネルギー分野に詳しい、政策アナリストの石川和男氏へのインタビューをおこないました。

「再エネ賦課金」って何だろう? とならないようにチェックしていきましょう。

電気料金に上乗せされる「再エネ賦課金」…「制度自体を知らなかった」人が過半数に

生活者たちは電気料金の負担を増加させる要因となっている「再エネ賦課金」について、どの程度理解をしているのでしょうか。

そもそも、この「再エネ賦課金」は、再生可能エネルギーの導入拡大を図ることを目的に、国が定めた「FIT(固定価格買取制度)」という仕組みに基づいて設定されています。電力会社はこの制度により、再生可能エネルギーで発電された電気を国が定めた価格・期間で買い取ることを義務づけられており、その費用は「再エネ賦課金」として電気料金の中に組み込まれ、すべての電気利用者が負担しています。

今回、この「再エネ賦課金」の認知度について調査をおこなったところ、「名前も内容も知っていた」人は約5人に1人(22%)にとどまっており、過半数(53%)の人は「そのような制度があること自体、知らなかった」と回答しました。

石川和男氏に聞く「再生可能エネルギー」の実態と課題

上記の調査結果をふまえて、今回はエネルギー分野に詳しい政策アナリストの石川和男氏に、「再エネ賦課金」の利用者負担の実態や、「再生可能エネルギー」普及にあたっての課題についてお話を伺いました。
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