毎日記憶がリセットされる少女。朝目覚めると事故を起こした日に戻ってしまう稀な記憶障害を発症したケース(アメリカ) (3/4ページ)

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‘Caitlin Can’t Remember’ – episode 3: Getting through school with anterograde amnesia


・記憶障害と戦う少女とそれを支える大人たち

 幸いなことに、ケイトリンは自分の状態について知った後、自分の身に何が起こっているかを理解することができた。

 しかし、彼女にしてみれば、当然のことながら驚愕以外のなにものでもなく"どうしてそうなるの?"という疑問ばかりだった。

 父親は娘に、事故以来起こったことについて書き留めた日誌を読ませ、疑問があれば、パパのところに訊きに来なさいと言っている。

 ケイトリンの記憶障害は、前向性健忘症の一種だと思われるが、、学校生活にも支障をきたしている。毎日学んだことを記憶できないからだ。

 自分の先生の名前も忘れてしまうため、いちいち書き留めておかなくてはならない。彼女の特殊教育の先生、トレイシー・ヘルムスは、毎朝、ケイトリンは初対面のようにふるまうという。

わたしが教室に入っていって、ケイトリンと会っても、彼女はわたしが誰だかわからない。クラスで自分の席がわからないし、担任が誰だかもわからない。彼女にとって、毎日は新鮮で初めての体験なのです。
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