安倍政権「失言防止 マニュアル」を斬る(2)麻生財務相は早速実行!? (2/2ページ)
元警視庁広報課長で危機管理コンサルタントの屋久哲夫氏は、マニュアルをこう総括する。
「こうしたマニュアルが外部に漏れてしまうのは、情報管理の面で問題があるということ。私はさまざまな企業のコンサルタントをしていますが、普通はこのマニュアルのように『自民党』とクレジットは入れません。外部流出した時のことを考えて、『怪文書』とシラを切れるような体裁で書面化するのが一般的。そもそも、こんなマニュアルを必要とするような意識の低い議員が多すぎますが‥‥」
一方、5月21日に行われた、党内最大勢力の細田派(清和政策研究会)のパーティーでは、こんな形で「マニュアル効果」が見られたという。
「麻生太郎財務相(78)が来賓としてパーティーに駆けつけたんです。それで登壇して挨拶した時、『安倍さんにとって大事な清和会のパーティーだから、何をおいても来なきゃならんということで、どんな用事をすっぽかしてでも来なきゃと。まぁこれ以上しゃべるとろくなことにならないので、これで私の挨拶は終わります』と言って、30秒で降壇したんです。『すっぽかす』発言にはヒヤヒヤさせられましたが、麻生さんも失言防止マニュアルを読んでいたのかと、話題になりました」(自民党関係者)
夏の参院選まで口を閉じておくのが、最良の失言防止対策になりそうだ。