ハワイで人間の脳に侵入する寄生虫の感染者を確認。保健局が注意喚起 (4/4ページ)
ハワイ当局が実施している方法は、患者の脳脊髄液などを採取して、そこに寄生虫のDNAが含まれていないか検査(ポリメラーゼ連鎖反応試験)するというもの。注射器でちょっと血を抜くような簡単なものではない。
しかも、寄生虫感染がはっきりしたとしても、今のところ有効な治療法はなく、寄生虫駆除薬が効くのかどうかもよくわかっていない。
患者にできるのは、症状に耐えながら、寄生虫が死んでしまうのを待つことだけなのだ。
そのため、感染を未然に防ぐことがもっとも大切なこととなる。
ハワイ保健局は、渡航者や住人に対して、食材は密閉された容器で保管し、食べる前にしっかり洗うよう注意を呼びかけている。
昨年オーストラリアで庭にいたナメクジを悪ふざけで食べた男性が広東住血線虫に感染して亡くなったというニュースは記憶に新しい。
・悪ふざけでナメクジを生で食べた男性が寄生虫に感染。8年の闘病の末に死亡(オーストラリア) : カラパイア
とにかくナメクジやカタツムリを素手で触ったりしないようにしよう。間違っても食べようなどと思わないことだ。
References:Hawaii warns tourists of parasitic worm that can burrow into human brains | Ars Technica/ written by hiroching / edited by parumo