ある「地下アイドル」の告白(1)採用後わずか半年でクビになる闇 (2/2ページ)
私の場合はそういう事務所の在り方に反抗していましたから、当然と言えば当然の結果とも言えるんですが」
ライカさんのユニットだけで一時は30人を数えた。となれば、今や“100人”などという数字は優に超えてしまう。地下アイドルばかりが集うライブハウス活動では実に様々な地下アイドルと遭遇してきたとライカさんは言う。
ウィキペディアによれば、地下アイドルは最近ではライブアイドルとも呼ぶようだ。マスメディアへ出るよりもライブ等を中心に活動するアイドルとのこと。80年代までのアイドル全盛時代が90年代に入ると芸能メディアの主役はJポップに取って代わられ、90年代後半から復活の兆しが芽生えたとされる。SPEEDの登場、オーディション番組の「ASAYAN」(テレビ東京系)からモーニング娘。が生まれたからだが、かつてのアイドル歌謡を歌うアイドル像とは確実に異なるアイドル像が定着しだした。
2000年代に入るとさらに秋葉原を拠点としたライブアイドル色が強いAKB48が現れ、この流れが決定的となる。「会いに行けるアイドル」。必ずしも特別な容姿を持つわけではない、どちらかというと普通な女の子が劇場でライブ活動を行い、ファンとしては握手や触れ合いが容易に行える……。現在の地下アイドルはこのAKBの活動内容をそのまま踏襲する形で行われている。AKBの登場が、現在の地下アイドル・バブルを用意した形となっているのだ。