なぜ日本のマンガ(漫画)が世界中で愛されているのか? (2/4ページ)

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27体の妖怪が描かれているが、それらは9世市川団十郎や5世尾上菊五郎とった当時の人気歌舞伎役者をモデルとしている(1880年) TSUBOUCHI MEMORIAL THEATRE MUSEUM, WASEDA UNIVERSITY

 当時日本には絵草紙屋(1890~91年)があった。

 日本の子供たちは、おもちゃやゲーム、あるいはマンガを手にするべくショピングモールやネットに向かうようになる前、こうした絵草紙屋に足を運んでいた。店頭に並ぶ絵草紙には彩色が施されており、まるでマンガの未来が垣間見えるようだ。

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・アメリカのコミック文化の流入

 日本ではかねてから風刺的な戯画が盛んに描かれてきたが、コマ割りや吹き出しのついた連載漫画は目新しいものだった。

 それから1世紀後、1945~52年のGHQによる占領期、アメリカ人によって小説やアメリカンコミックが持ち込まれた。

 やがてマンガ家たちは、『不思議の国のアリス』のアリス、ジェームズ・ボンド、ミッキー・マウスといったキャラクターを自分たちの作品に描き、ディズニーのアニメーションに見られる大きな目といった特徴を取り入れるようになった。


・今度は日本のマンガがハリウッドや世界に影響を与える

 すると、今度はハリウッドの側がその影響を受け始めた。

 たとえば『スノーホワイト』(2012年)の映像美術にはアニメーション映画『もののけ姫』(1997年)の影響が見て取れる。

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