日本人だからこそできる 貿易アドバイザーが明かすビジネスの勝ち筋の見つけ方(後編) (3/4ページ)

新刊JP

――なるほど。先走りするな、と。

大須賀:だから、輸入ビジネスを始めるにしても、100万円くらいの規模の出資は想定しておくべきでしょう。海外の渡航費、サンプルを購入する費用、そして国内の展示会出展費ですね。一方で、「これは売れる!」と思って先走って商品を発注してしまうと、1000万円、1億円クラスの損失が出る可能性が高まります。失敗のゴールデンパターンとも言うべきものですね。

――また、本書では独占販売権を取得しなさいと書かれていますが、契約書を含めて難しそうなイメージです。

大須賀:いえ、難しくないんですよ。実は契約書の作成は思っている以上にすぐにできます。本書では、独占販売権の取得方法はもちろん、BtoB輸入ビジネスのやり方を7つのステップにわけてわかりやすく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

――海外の方とのコミュニケーションの取り方で気を付けるべき点を教えてください。

大須賀:当たり前ですが、挨拶を欠かさないですとか、あとはビジネスマン同士の交渉だということを忘れないことですね。どうしても日本人は「自分はお客である」という感覚が強くなりがちですから、気を付けないといけないところです。

ただ、貿易ビジネスについて、日本人というだけで優位性が高くなるのは事実だと思います。信頼性は高いですし、リスペクトを受けていると感じられることは非常に多いですよ。

――この本で書かれているビジネスは新規事業向けですよね。独立しようと思っている個人が新たな儲けの種を得るためのノウハウを学ぶことができる一冊だと思いますが、どんな点を重点的に読んでほしいですか?

大須賀:ビジネスにおいて価格を自分でつけられる立場に行くことが大事と言いましたが、それと同時に独自の付加価値をつけることも同じくらい大事だということです。あなたのビジネス、扱っている商品の強みはなんですか? と聞かれたときに「えーっと…」と考えずに言えるようにする。これがすごく重要なんです。

――どんな人が輸入ビジネスに向いていると思いますか?

大須賀:感性が若い人、好奇心が旺盛な人ですね。

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