「男性の結婚願望の低下はウソ!」驚きの理由とは (4/5ページ)
困り果てたイザナギとイザナミは、天界の神様に相談しに行きます。
そのときの神様のアドバイスを現代風にいうとこうなります。
「もしかして、ナミちゃんのほうからプロポーズしたんじゃね? それじゃダメだよ。プロポーズは男のナギくんからちゃんと言わなきゃ」
その後、2人は再度男のイザナギのほうから声をかけるプロポーズシーンを律儀にやり直しました。
すると、無事に健康な子どもが生まれます。それが最初の国土である今の淡路島になった……ということらしいのです。
つまり『古事記』の時代から、「日本の男は自分からプロポーズすらできなかった」わけです。
実は、これはわざわざ「プロポーズは男からすべし」と『古事記』に明記しなければいけないくらい、古代より女性のほうが積極的だったという証拠かもしれません。
だからこそ、「女からするとよいことにならない」という警告の形にもなっているのでしょう。
◇結婚願望がありプロポーズできる男性は1割
内に秘めた結婚願望がたとえあったとしても、男はそれを相手に伝えることができないものです。
だからこそ、かつてのお見合いや職場の縁というお膳立てが必要だったのです。
まとめると、結婚願望のある男は4割しかいないし、いたとしてもその内の3割しか自分からアプローチできません。
結婚願望のある男を見つけて、さらに相手からプロポーズしてくれる男を探し出すとすると、対象はたったの1割しかいないことになります。
僕が主宰するラボで、2018年に全国20~50代の有業の既婚女性に対して行った調査では、「自分(女)からプロポーズした」という既婚女性は31%もいます。
現在有配偶率は6割です。3割の能動的な男と3割の能動的な女が受け身の相手とマッチングした結果だと見ることもできます。
◇結婚願望の有無より「お膳立て」の有無が大事
だからといって、女性から積極的にプロポーズをすれば解決か、というとそう単純な話ではありません。